ただ、君に名前を呼んで欲しかった。
「あ、、」
奴がいた。
「あ、中沢」
あ、と言ってしまったが
最低変態野郎は徹底無視を
心がける。
朝から悲しい
気分なんだからっ!
「無視か」
アイツが後ろとかで
ニヤリとしたのとかは
全く知らなかった。
「まあ、これからよろしくな。未菜ちゃん」
なんか寒気が!
寒気がしたのは、
気のせいではなかった。
若干離れていたので
最低変態野郎のせいだとは
思わなかったけど。