ただ、君に名前を呼んで欲しかった。


「あ、、」


奴がいた。


「あ、中沢」



あ、と言ってしまったが
最低変態野郎は徹底無視を
心がける。


朝から悲しい
気分なんだからっ!




「無視か」

アイツが後ろとかで
ニヤリとしたのとかは
全く知らなかった。


「まあ、これからよろしくな。未菜ちゃん」



なんか寒気が!



寒気がしたのは、
気のせいではなかった。

若干離れていたので
最低変態野郎のせいだとは
思わなかったけど。



< 51 / 69 >

この作品をシェア

pagetop