ボロボロのうさぎ
外に出て、真っ直ぐ公園に向かう
そこには、同じ年ぐらいのこがいっぱいいた
あたしは、勇気を振り絞って、声をかけてみた
「ねぇ…遊ぼ?」
「いいよ」
そんな言葉が返ってきて嬉しかった
「ぢゃぁうさぎ貸して」
あたしは遊んでくれるなら
と思いうさぎを貸すことにした
でも、その子は…うさぎを
「このうさぎ可愛いね。頂戴」
あたしのうさぎを取ろうとした
あたしからうさぎを取り上げようとした