元男子校の智様!!


ガザ・・・

『うっせ―な!!』

『黙れ!!』

「盛り上がってる所お邪魔しますが、道を教えてください。」

『・・・あ?』

あ?じゃなくて、道を教えろ!!

・・・てか、イケメン。

鼻筋は通ってて、肌は白く

焦げ茶の髪は無造作に立てられている。

いつかこんな人を小説に出したいな。

いや、出そう。

「・・・ぉぃ。聞いてんのか?」

「いえ、考え事していました」

「なにしてんの?しかも女子が。」

「だから迷ったんですってば。私は転校生です。」

「・・・ふーん。いいよ、教えてあげる」

上から目線がムカついたけど

まぁ教えてくれるって言うんだから

文句は言わないでおこう。

< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop