元男子校の智様!!
ガザ・・・
『うっせ―な!!』
『黙れ!!』
「盛り上がってる所お邪魔しますが、道を教えてください。」
『・・・あ?』
あ?じゃなくて、道を教えろ!!
・・・てか、イケメン。
鼻筋は通ってて、肌は白く
焦げ茶の髪は無造作に立てられている。
いつかこんな人を小説に出したいな。
いや、出そう。
「・・・ぉぃ。聞いてんのか?」
「いえ、考え事していました」
「なにしてんの?しかも女子が。」
「だから迷ったんですってば。私は転校生です。」
「・・・ふーん。いいよ、教えてあげる」
上から目線がムカついたけど
まぁ教えてくれるって言うんだから
文句は言わないでおこう。