かけがえのないもの
「きれーい!これお兄ちゃんが作ってくれたの?」

「うん!瑠奈こういうのすごく似合いそうだから。」
瑠奈はそれまで隼人が見たこともないほど嬉しそうな笑顔になった。

「ありがとうお兄ちゃん!ずっと大切にする!」

「さすが隼人。瑠奈の好みはしっかり押さえてるんだな。」

「ほんと。ネックレスつけただけでも可愛さ百倍よ、瑠奈。」

父も母も愛情に満ちた眼差しを投げかける。
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