かけがえのないもの
「しなかったのは…ちょっと恥ずかしかったから。」
瑠奈もまたばつが悪そうにそう言った。
「恥ずかしかった…?」
本当はあまり嬉しくなかったんだろうか?
隼人の胸に不安がよぎる。
「悪い意味じゃないんだよ!ただ…前にネックレスつけてたら友達に「誰にもらったの?」って聞かれて…「お兄ちゃんにもらった」って言ったら…ごちゃごちゃ言われちゃって…」
そこまで言うと瑠奈の目に涙が溜まってきた。
瑠奈もまたばつが悪そうにそう言った。
「恥ずかしかった…?」
本当はあまり嬉しくなかったんだろうか?
隼人の胸に不安がよぎる。
「悪い意味じゃないんだよ!ただ…前にネックレスつけてたら友達に「誰にもらったの?」って聞かれて…「お兄ちゃんにもらった」って言ったら…ごちゃごちゃ言われちゃって…」
そこまで言うと瑠奈の目に涙が溜まってきた。