かけがえのないもの
「瑠奈…ほんとにいい子に育ったね…今日瑠奈からもらったもの、ずっと大切にするよ。」

「うん!約束だよ!」

隼人と瑠奈は指切りして微笑んだ。

今日の瑠奈からは、なぜか大切なことをたくさん教わった。

そういえば

なぜそのことを「今日」伝えにきたのか、隼人にはまだ分からなかった。

かと言って、幸せで満たされた気分に浸る瑠奈に直接聞くのは酷だろうと思った。

…瑠奈

何が…あったんだ?
< 61 / 151 >

この作品をシェア

pagetop