+..小悪魔的な..+
「だからってフツー彼氏にヤンキーけしかけるか?!」



「エヘ。度胸試し的な?」



「エヘじゃねーよ!」





ため息をついたセンパイが血の滲んだ唇を袖で拭う。





「……で?俺はオマエの彼氏として合格なのかよ」





「もちろん、合格だよ」




めちゃくちゃ強かったし


ちゃんと守ってくれたし


かっこよかったし





「そーか。なら、まぁいーか」





いいんだ?
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