大切なもの…〜cherry tree〜
 


意味もわからず真奈にカミナリが落ちた…


達也君は、
車の窓から顔だけを出して、笑っている。


しかたなく2人を家に連れて行くと、
急にケントのお説教が始まった。


真奈は正座をして、ケントの前に座り

お説教は、
長々と約3時間も続いた。


達也君と優子は、
3時間笑いっぱなし。


「ケントもう許したり」


達也君が止めてくれたおかげで
やっとお説教は終わった。


『ギャー!!』


足を伸ばそうとしたら、
真奈はバランスを崩し、
運悪くケントの方に倒れてしまった。


『足に力が入らへん!』


ケントに手伝ってもらい、
なんとか座る事ができたが


『ありがと』


お礼を言っても、
ケントはまだご立腹の様子。
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