大切なもの…〜cherry tree〜
幸せの始まり
真奈は夢を見た。
また1人、桜の木の下で泣いている。
座り込み、
桜の花が散っていて
誰かが後ろから真奈を抱きしめた。
その瞬間真奈は泣き止み、
笑顔になった。
物凄く温かくて、優しい手。
振り向き、
顔を見ると優しいケントの顔だった。
そして、
手を繋ぎ2人で光の向こうに歩き出した。
ここで真奈は目を覚ました。
目の前にケントの顔があり、
ビックリして起き上がった。
『あー夢の続きかと思った』
ケントはまだ眠っている。
布団をかけ直し、
真奈はリビングに行った。