アクセル。
どれくらいの間、そうしていただろう…。



もう大分経った気もするし、

あっくんが心配して探しに来ないことから、それ程経っていないのかもしれなかった。




水を替えに一度ここに来た時の方がまだマシだった。



あれは篤美さんに対するヤキモチで嫉妬心。




今はもう、絶望感。



篤美さんはあっくんの彼女…


いや、恋人。


彼女という響きじゃ、どこか幼稚で物足りないような気がした。



私はそんな彼女になりたかったのだけれど。





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