アクセル。
このままあっくんと別れてしまうのは惜しかった。



話し足りなかったから。


もう大分逢っていなかったから。



2人で近くの公園へ向かう。



私はチャリで、あっくんは歩き。


いつもは車らしいけど、今日は歩きたい気分だったらしい。



あっくんは私のチャリを引いてくれる。



あっくんは、買い物袋も何も、手にしてはいなかった。





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