才能に目覚めた少年
「こんばんは、ミコト君」
「こんばんは、どうしたの」
僕たちがCの活動をし始めてから何か相談したいことがあったら僕に相談するように伊藤が指示を出した。
普通相談したいことがあるのなら伊藤自身にするはずだと思ったが気にせずに引き受けた。
それから、ナナミが僕の家に電話してくるようになった。
「ちょっと気になることがあるから電話したの…」
「何」
「今日のニュースでCが活動しているって報道しているよね」
確かにさっき見ていたTVにもCの活動が流れていた。
「私たち、その現場では活動してないような気がするの」
言われてみれば現場は僕たちが活動する範囲内だが確かにその場所では活動していない。
おかしな話である。
だが、もし僕たちの真似をしたのならあり得る話だ。
「わかった。伊藤と相談してみる」
僕の意見を言うよりも伊藤に聞いた方がいいと思ったからだ。
「ありがとう」
電話が切れた。
僕は伊藤に電話をした。
留守番電話になっていた。
僕はメッセージを入れてから、TVをまた見た。
この日電話はならなかった
翌日、朝起きると伊藤が家に居た。
今は冬休みなので学校に行かなくてもいい。
伊藤には家の鍵の隠し場所を教えているのでいつでも家に入れた。
僕は「おはよう」と一声かけて昨日ナナミから言われたことを話した。
伊藤は僕の話を聞き終えると考え始めた。
「こんばんは、どうしたの」
僕たちがCの活動をし始めてから何か相談したいことがあったら僕に相談するように伊藤が指示を出した。
普通相談したいことがあるのなら伊藤自身にするはずだと思ったが気にせずに引き受けた。
それから、ナナミが僕の家に電話してくるようになった。
「ちょっと気になることがあるから電話したの…」
「何」
「今日のニュースでCが活動しているって報道しているよね」
確かにさっき見ていたTVにもCの活動が流れていた。
「私たち、その現場では活動してないような気がするの」
言われてみれば現場は僕たちが活動する範囲内だが確かにその場所では活動していない。
おかしな話である。
だが、もし僕たちの真似をしたのならあり得る話だ。
「わかった。伊藤と相談してみる」
僕の意見を言うよりも伊藤に聞いた方がいいと思ったからだ。
「ありがとう」
電話が切れた。
僕は伊藤に電話をした。
留守番電話になっていた。
僕はメッセージを入れてから、TVをまた見た。
この日電話はならなかった
翌日、朝起きると伊藤が家に居た。
今は冬休みなので学校に行かなくてもいい。
伊藤には家の鍵の隠し場所を教えているのでいつでも家に入れた。
僕は「おはよう」と一声かけて昨日ナナミから言われたことを話した。
伊藤は僕の話を聞き終えると考え始めた。