才能に目覚めた少年
「『肉体強化系』ってこと」
「うん、ただ『活性』する場所が問題なの」
「どこなの」
「脳なの…」
「…」
「ミコト君は予知って知ってるよね。
たとえば正夢のようなもの。
あれと少し似ていることが私にもできるの」
「つまり、未来が見れるってこと…」
「ううん、未来は見えないの」
「じゃあ、何が見れるの」
「条件から導いた可能性」
「ごめん、よくわからない」
「たとえば、私たちの上を飛んでいる鳩を見たとき、一般の人は何を思い浮かべる」
「鳩だよ」
「ほかには」
「空を飛んでいるってことぐらいかな」
「私の能力は無限の可能性を考えてしまうの。
その鳩がどんな鳥なのか、どこへ向かっているのか、そしてどうなって死んでいくのか…。
それが無意識に行われるの」
「うん、ただ『活性』する場所が問題なの」
「どこなの」
「脳なの…」
「…」
「ミコト君は予知って知ってるよね。
たとえば正夢のようなもの。
あれと少し似ていることが私にもできるの」
「つまり、未来が見れるってこと…」
「ううん、未来は見えないの」
「じゃあ、何が見れるの」
「条件から導いた可能性」
「ごめん、よくわからない」
「たとえば、私たちの上を飛んでいる鳩を見たとき、一般の人は何を思い浮かべる」
「鳩だよ」
「ほかには」
「空を飛んでいるってことぐらいかな」
「私の能力は無限の可能性を考えてしまうの。
その鳩がどんな鳥なのか、どこへ向かっているのか、そしてどうなって死んでいくのか…。
それが無意識に行われるの」