傷跡
『あっ!!』
と、その時突然光輝が急に大声を出した。
『なに?びっくりするじゃん…』
『肝心なこと…ベッド…ってゆーか布団のこと忘れてた。どうしよ?今なら間に合うかな?』
時計を見ると8時前。
ぎりぎり開いてるだろうってことで急いでお店を探した。
そしてやっと見つけたホームセンターで布団を買うことができた。
ダブルサイズで枕が二つ。
『ベッドを買うまでは布団でいいよな』
そんな会話をしながら、家に帰るまでの道のりは幸せいっぱいだったように思う。