最初で最後のキス〜短編





「……好きだよ…」



小さく呟かれた言葉。


確かにそう聞こえた。



でも


「い、今なんて…?」


もう一度聞きたかった。


私の妄想だったら嫌だから。





「おまえ…聞こえてただろ」


悠斗君は顔を赤く染める。




かわいいっ/////きゅん




「聞こえなかった、もう一回」



そう言いながらも私の頬も赤く染まっていく。





………なにこの初々しさ…笑








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