最初で最後のキス〜短編





「…だ……れ…?」


悠斗君は相川君を見てそう言った。


うそ……もしかして記憶が……?


「なんて、な…。慶太だ…ろ」



引きつった表情だけど、微かに笑っているように見えた。




私は気がついたら泣いていた。



ほろりと落ちた雫。




あぁ神様…



ありがとう……。




私の願いは一つだけ…







あなたに…会いたい…







fin...






< 79 / 86 >

この作品をシェア

pagetop