【詩】星空の下で
本当わ隣でピッタリ
くっつきたいんだけど、
あなたとの微妙な
この10センチ‥。
あたしにわもう近いような
まだ遠いような。
息苦しくてたまらない。
そこに一粒の雨が降ってきて、
あっと言う間にどしゃ降り。
今までのもどかしい思いを
一瞬で消し去って、
手を繋いで赤い糸が
つながっているように
あたしわあなたに引っ張られて
二人きりの雨宿りっ。
この小さなタオルわ
役に立たないかなっ――
せめてあなただけでも。