【BL】僕と瀬戸兄弟の話。


こんな感じでいつも2人でグダグダしている。

すると深晴が放送呼び出された。


「あ、図書室の鍵、持ったまま…。めんどくさいなぁ」


「迷惑かけんなよ。行ってら」


「シンちゃんマ~ジメ~」


ヘラヘラ俺をからかうと、深晴はアクビをしながら屋上を出た。


「ひまだな」


俺は仰向けに寝転んだ。

昼休みはまだ半分以上残っている。

6月なのに梅雨はまだ来ず、かなりの晴天。

あまりの眩しさに目を細めた。

バサッ


「……!?」


急に視界が真っ暗になった。


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