二つの顔〜デビルな彼〜
夜月の言いなりになりながら
日々は過ぎてゆく。



「何が欲しい?」


「いらない」


「遠慮するな。好きなの買ってやるぜ。取引で金が入ったんだ」


「こんな事いつまで続ける気?」


「さぁ…お前に飽きるまでかな」


「何それ」


「お前を手放すつもりはない」
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