学校だけじゃ足りないもん!
「部屋行って来る」


「俺も行く」


「来ないでよ!」


「やだ」



むぅー。

結局いるし………。


ガチャ

あたしの部屋は、シンプル…だけど汚い。


「汚ねぇ…」

「うっさい!だから来るなって行ったじゃん!片付けようって思ってたのに」


あ…。

これじゃまるで、あたしが前川 新吾を迎え入れた感じに………。



ギュッ

「ひゃあ!?」


「ありがとうな」



前川 新吾はあたしのショートヘアを撫でながら言った。



「だけどパンツはちゃんとしまっとこうぜ?」


「!?な、な、な、この変態がぁぁああ!!!!!!!!」


「早くしまわないと俺のコレクション入りだぜ?」

あたしは慌ててパンツをタンスにしまう。


「ば、バカバカ!変態!エロ!」


「パンツ放置してるほうが変態だろ」


グサァ
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