侍は生きている
「なんで…」
「だから、言っとるじゃろうが。この家は高杉晋作の…」
「あーーはいはい。分かった」
とりあえず、俺がこれを持ってれば良いのね?
「そのまま持ち歩くんじゃないぞ」
「分かってる。竹刀袋に入れるよ」
「んじゃ、学校行ってくるよ!」
高杉晋作の末裔だからってなんだ…
俺は…高杉晋悟だ。
戦うことなんて…ない…
「…………」
「こんにちは。高杉晋作の末裔くん」
いきなりあらわれた刀を持った男達。
なに?
こいつら…
ええぇぇ!!!!!!!!!