侍は生きている
「新見…」
「俺もなんだ……」
新見も呪いに?
「俺はもう…肩だけじゃねぇ…」
えっ…ってことは…
痣が…命を蝕んでんのか?
そんな…
「助かるには…妖刀を4本そろえるしかないんだ…」
「そうか…」
「だから…俺にくれよ…」
助けてやりたい…
でも…
これをあいつにやったら…
俺は死ぬ。
それだけじゃねぇ…
俺の家族も…
高杉の血が滅びる…。
「やれねぇ…」
「お、お前!!!」
「俺だって助かりたいんだ…」
「そんな…」
「だから…一緒に集めよう」
「高杉……」
さぁ、俺の仲間になれ、助けてやる。
「ヤダね!」
「えっ?」