[短]ハロウィンの夜に
その瞬間、涙が出てきて、私は笑いながら涙を流していた。
「泣きすぎ。化粧おちるぞ」
「だって…嬉しいんだもんっ!」
私は笑いながら泣いていた。
嬉しい…
こんなに嬉しいことってあるのかな…
密かに信じていたジンクス…
でも、現実を見るのが怖くて信じてないふりをした。
期待してるのに、期待してなふりをしてた。
期待をすると、後からその分だけガッカリするから。
怖くて怖くて…
でも、今日…やっぱり信じるよ。
だって、大好きなひとに告白してもらえたんだから。
「ねぇ…」
大好きな貴方に伝えたい
「何??」
いますぐに………
「大好きっ!」
それは、ハロウィンの夜に起こる奇跡…
【END】