[短]ハロウィンの夜に


その瞬間、涙が出てきて、私は笑いながら涙を流していた。


「泣きすぎ。化粧おちるぞ」


「だって…嬉しいんだもんっ!」


私は笑いながら泣いていた。
嬉しい…

こんなに嬉しいことってあるのかな…

密かに信じていたジンクス…
でも、現実を見るのが怖くて信じてないふりをした。

期待してるのに、期待してなふりをしてた。
期待をすると、後からその分だけガッカリするから。

怖くて怖くて…

でも、今日…やっぱり信じるよ。

だって、大好きなひとに告白してもらえたんだから。


「ねぇ…」


大好きな貴方に伝えたい


「何??」


いますぐに………















「大好きっ!」













それは、ハロウィンの夜に起こる奇跡…



【END】
< 9 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop