CHANCE 1 (前編) =YOUTH=
俺達は、彼女達と携番とメアドをそれぞれ交換しあってから別れた。
白井『なんか、俺…ヒカルちゃんが好きかも...』
4人「エ~~!」
『あのボーイッシュなショートヘア
キリッとつり上がった瞳
堂々とした歌い方
軽快なトーク…』
「こりゃ重症やね!」
『まぁ、がんばってアタックしてみちょ~~!』
「オイオイ、茶化すなよ。
上手くいくと良いよな!」
『ウン…がんばってみるよ。』
「ユー君、残念だったな。
今度は、ユー君の番だな。
メジャーデビュー頑張れ。」
『アリガトウゴザイマス。』
「じゃあ、帰ろうか。」
『家まで送ってくれろよ~~!
俺頼むわ!?
俺も良いだろ!』
「テジュンの家までは流石に遠いな。
電車の方が良いぞ。その方が早いぜ。」
『頼む。
妹が連れて来いって言うんだよ。』
「お袋さんが、居るんじゃないか!?」
『一昨日韓国に仕入れに行ったから、2週間は帰って来ないぜ。』
それは良い話を聞いた。
最近、忙しくてソナ(ミヤビ)に会って無かったし、送ってやるか!
「わかった。
じゃあ、テジュンが一番最後な。」
そして、俺達は帰って行った。
…………