CHANCE 1 (前編)  =YOUTH=
 


俺達は、彼女達と携番とメアドをそれぞれ交換しあってから別れた。



白井『なんか、俺…ヒカルちゃんが好きかも...』

4人「エ~~!」

『あのボーイッシュなショートヘア

キリッとつり上がった瞳

堂々とした歌い方

軽快なトーク…』


「こりゃ重症やね!」

『まぁ、がんばってアタックしてみちょ~~!』

「オイオイ、茶化すなよ。

上手くいくと良いよな!」

『ウン…がんばってみるよ。』


「ユー君、残念だったな。

今度は、ユー君の番だな。

メジャーデビュー頑張れ。」

『アリガトウゴザイマス。』

「じゃあ、帰ろうか。」

『家まで送ってくれろよ~~!

俺頼むわ!?

俺も良いだろ!』


「テジュンの家までは流石に遠いな。
電車の方が良いぞ。その方が早いぜ。」

『頼む。

妹が連れて来いって言うんだよ。』

「お袋さんが、居るんじゃないか!?」

『一昨日韓国に仕入れに行ったから、2週間は帰って来ないぜ。』


それは良い話を聞いた。


最近、忙しくてソナ(ミヤビ)に会って無かったし、送ってやるか!


「わかった。

じゃあ、テジュンが一番最後な。」


そして、俺達は帰って行った。




…………




 
< 38 / 300 >

この作品をシェア

pagetop