CHANCE 1 (前編) =YOUTH=
『本当だよ。
良い歌を聴かせて貰ったお礼に最高のラブソングをプレゼントするよ。
だから、良い恋して待っててくれ!』
「ハイ。アリガトウゴザイマス。」
『今、好きな子はいるのかい?』
「……/////…」
『何赤くなってるんだよ!
こりゃ、俺の書いた曲はバッチリ歌ってくれそうだな。』
「頑張リマス。」
『それでは、有り難うございました。KYU君でした。
続いては、日本のトップアイドルの…』
と次の演者の紹介に入り、KYUはステージ袖に引き揚げて来た。
「ユー君、お疲れ様。」
『オ疲レ様デシタ。』
「後は、エンディングだけだね。
まだ1時間ちょっと時間が有るから、控え室で飯食おうぜ。」
ジョージがまたいつもの様に、
『オイラも腹減ったじょ~!』
「チャンス、お前のオモニ(お袋)の実家の焼肉屋に行こうよ。俺がおごるから。」
『じゃあ、エンディングに出ないのか?
ユー君のデビューステージなのに…』
と、俺はテジュンに言うと、
「そうだぜ。ラストにまた何か演奏するかもしれないし。」
『ケントの言う通りだぜ。
今は軽く差し入れの弁当食って、終わってから仁寺洞(インサドン)で打ち上げしようぜ。
アボジ(親父)もシン(天道君)も来てくれるし、ソナやソラも呼んでKYU君のメジャーデビューのお祝いだ!』
と、話も決まり、腹ペコのテジュンも納得したので、俺達は控え室で冷めた弁当を食った。
食事が終わって、ホールAの外に出ると、受付カウンターでは様々なポスターやCD販売スペースのすみに、KYUのCDも合った。
ユー君ことKYUのCDは、新星韓流スターと言うポスターも壁に貼られていた。
モノトーン調のポスターで、俺達XYZのメンバーは黒一色で、アップでマイクを握って熱唱しているKYUの上半身だけがカラーで載っていた。
そうこうしていると、アボジ(親父)のところの芸能部門のマネージャーが俺達を呼びに来た。
『オーイ、みんな!ラストに全員で挨拶するから、ステージ裏でスタンバイ宜しくお願いします。』
「俺達も?」
『全員です。
XYZのメンバーは楽器も一緒によろしくです。』
「やっぱり何か演奏するの!?」
『はい。SEIJIさんが急遽エンディングに自分の歌を歌ってくれるそうで、演奏をXYZにして貰いたいそうです。』
良い歌を聴かせて貰ったお礼に最高のラブソングをプレゼントするよ。
だから、良い恋して待っててくれ!』
「ハイ。アリガトウゴザイマス。」
『今、好きな子はいるのかい?』
「……/////…」
『何赤くなってるんだよ!
こりゃ、俺の書いた曲はバッチリ歌ってくれそうだな。』
「頑張リマス。」
『それでは、有り難うございました。KYU君でした。
続いては、日本のトップアイドルの…』
と次の演者の紹介に入り、KYUはステージ袖に引き揚げて来た。
「ユー君、お疲れ様。」
『オ疲レ様デシタ。』
「後は、エンディングだけだね。
まだ1時間ちょっと時間が有るから、控え室で飯食おうぜ。」
ジョージがまたいつもの様に、
『オイラも腹減ったじょ~!』
「チャンス、お前のオモニ(お袋)の実家の焼肉屋に行こうよ。俺がおごるから。」
『じゃあ、エンディングに出ないのか?
ユー君のデビューステージなのに…』
と、俺はテジュンに言うと、
「そうだぜ。ラストにまた何か演奏するかもしれないし。」
『ケントの言う通りだぜ。
今は軽く差し入れの弁当食って、終わってから仁寺洞(インサドン)で打ち上げしようぜ。
アボジ(親父)もシン(天道君)も来てくれるし、ソナやソラも呼んでKYU君のメジャーデビューのお祝いだ!』
と、話も決まり、腹ペコのテジュンも納得したので、俺達は控え室で冷めた弁当を食った。
食事が終わって、ホールAの外に出ると、受付カウンターでは様々なポスターやCD販売スペースのすみに、KYUのCDも合った。
ユー君ことKYUのCDは、新星韓流スターと言うポスターも壁に貼られていた。
モノトーン調のポスターで、俺達XYZのメンバーは黒一色で、アップでマイクを握って熱唱しているKYUの上半身だけがカラーで載っていた。
そうこうしていると、アボジ(親父)のところの芸能部門のマネージャーが俺達を呼びに来た。
『オーイ、みんな!ラストに全員で挨拶するから、ステージ裏でスタンバイ宜しくお願いします。』
「俺達も?」
『全員です。
XYZのメンバーは楽器も一緒によろしくです。』
「やっぱり何か演奏するの!?」
『はい。SEIJIさんが急遽エンディングに自分の歌を歌ってくれるそうで、演奏をXYZにして貰いたいそうです。』