偽り
香代はそれからずっと黙って1日を過ごした。
(あれだけの気を放てるってことは妖怪が化けているってことだから、今日の放課後に屋上で……)
と、邪悪な笑みをこぼしながら、放課後を待ち望んでいた。
ついに放課後
香代がすぐに新羅の元に来て
「これから私と屋上に来て!!」
新羅は困った顔したが
「いいわよ。」
と言って香代の後ろを歩いて屋上まで向かう。
仁がそれを見て密かについていき屋上に一般人が入れないように結界を張る。
それに気がついた新羅が
『大変ね~ナイト様も。』
仁が
『……変に刺激するなよ。覚醒すら危ない状態なんだから。』
と念話を送る。新羅は軽く舌打ちをして
『戯け!!我を誰だと考えてるのじゃ。金毛九尾じゃぞ。』
『そうかい。』
いきなり香代が
「あなた妖怪ね??あのバカは気がついてないみたいだけど、私は騙されわよ。」
新羅は呆れそうになりながらも顔には出さないように
「何のこと??妖怪??」
と惚ける。
「面倒だわ。あなたを滅します!!」
と真っ正面からかかていく。
新羅は
(この子かなり短気だな~。正直この子の中にいるヤツと話しがしたいだけど。仕方ない。)
ため息がこぼれる。
(あれだけの気を放てるってことは妖怪が化けているってことだから、今日の放課後に屋上で……)
と、邪悪な笑みをこぼしながら、放課後を待ち望んでいた。
ついに放課後
香代がすぐに新羅の元に来て
「これから私と屋上に来て!!」
新羅は困った顔したが
「いいわよ。」
と言って香代の後ろを歩いて屋上まで向かう。
仁がそれを見て密かについていき屋上に一般人が入れないように結界を張る。
それに気がついた新羅が
『大変ね~ナイト様も。』
仁が
『……変に刺激するなよ。覚醒すら危ない状態なんだから。』
と念話を送る。新羅は軽く舌打ちをして
『戯け!!我を誰だと考えてるのじゃ。金毛九尾じゃぞ。』
『そうかい。』
いきなり香代が
「あなた妖怪ね??あのバカは気がついてないみたいだけど、私は騙されわよ。」
新羅は呆れそうになりながらも顔には出さないように
「何のこと??妖怪??」
と惚ける。
「面倒だわ。あなたを滅します!!」
と真っ正面からかかていく。
新羅は
(この子かなり短気だな~。正直この子の中にいるヤツと話しがしたいだけど。仕方ない。)
ため息がこぼれる。