偽り
銀が舌を出して
「ば~か。」
と言い放つ。
新羅が
「な!!まだ秘密があるの??」
驚いた表情を向ける。
「さ~な。」
と言い放つと髪は黒に戻り、瞳の色も戻りなる。
仁が
「お疲れ様。九尾。」

新羅も元に戻り
「貴様。いったい何者なのだ??」

「俺は海賊王になる。」

「くっ、タヌキめ!!」

「残念!!銀狼で~す。」

「もう良い!!」

「九尾。またコイツにちょっかいかけたら、依頼としてはお前を倒す。」
新羅が振り向き
「お主の依頼主は狐爪家のはず、なぜ一応狐爪家の我を止める??」


「……依頼主はお前たちではない。」

「な!!」

いきなり、仁は倒れた。
「俺は寝る。」
と言い、寝息を立てる。
新羅
(力の使いすぎか??確かに覚醒もしていない状態で神卸をした。………いや、神は入ることができなかった!!)

新羅はその場を後にした。

〈仁〉

「さっきは助かったよ。」
銀狼
「……まだあの事を引きずっているのか??」

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