偽り
翌日、
朝学校で

「イリアと申します。よろしくお願いします。」

と俺たちのクラスに転校してきた。

クラスのみんなはかなり不思議がっていたが

仁が
「キター!!俺の嫁!!」
とか変態発言で

一気に回りの温度が3℃下がる。


香代は
ほぼ完全に霊圧を隠しているイリアに疑問を持たず、ずっと新羅を睨んでいた。

昼休み
すべてを理解したネコが東間とイリアに
「イリアは、どうやって今食事しているのニャ??」
イリアが
「はい、我が主から許可を頂いて」

「うん??仁がやってのか??」

「いえ、腹がへったら東間の血を食べろっと」
ネコは大爆笑。東間が
「はい??マジ??」

「マジです。それに私たちの吸血行為はたいてい人に快楽を与えます。」

「嘘だ!!めっちゃ痛いぜ。」

「それはあなたの血が私の嗜好にあったからです。」

「まさか??」

「はい??あなたの血は、とってもおいしいです!!」

満面の笑みで言う。ネコは腹を抱えて
「ニャハハ~そりゃいいニャ!!一杯吸うニャ!!」

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