偽り
その頃、仁が柾木の前に来て
「お前捕まえる。」
と言うと瞳孔が縦に割れる。
「ふふふ、さすがですね。この的確な指示、三号を足止めさせて、私を捕まえようと。」
「何しろ。お前たちは香代の封印で力をないからな。」
「確かに。」
と素直に認める。
(何か隠しているな。ちょっとカマかけてみるか。)
「狼牙拳『牙(キバ)』」
と巨大な牙が現れて、柾木を襲いかかる。
狼牙拳
本家に伝わる業の総称。奥義が継承こそが当主の資格になる。
柾木が
「まったく三号は何を遊んでいるのか。」
と言って牙を素直にくらう。
仁は軽く舌打ちする。
「お前禁忌を犯したな??」
(この気、魔界の信長に近いな。)
柾木が牙を
「禁忌??何のことかな??」
「惚けるな。貴様、悪魔契約をしたな??」
「ええ、おかげで力が漲ります。」
「グズが…」
「これほどの力がなぜいけないのですか??」
「世界のバランスを崩すからだ。そもそも悪魔は」
「私たちの魂を輪廻から外して、魂を消滅させる。」
と背中から悪魔の羽を出して空を飛ぶ。
「そこまで分かっていながら…」
東間の悲鳴が聞こえる
「おや、あっちは片づいたようですね。」
「お前捕まえる。」
と言うと瞳孔が縦に割れる。
「ふふふ、さすがですね。この的確な指示、三号を足止めさせて、私を捕まえようと。」
「何しろ。お前たちは香代の封印で力をないからな。」
「確かに。」
と素直に認める。
(何か隠しているな。ちょっとカマかけてみるか。)
「狼牙拳『牙(キバ)』」
と巨大な牙が現れて、柾木を襲いかかる。
狼牙拳
本家に伝わる業の総称。奥義が継承こそが当主の資格になる。
柾木が
「まったく三号は何を遊んでいるのか。」
と言って牙を素直にくらう。
仁は軽く舌打ちする。
「お前禁忌を犯したな??」
(この気、魔界の信長に近いな。)
柾木が牙を
「禁忌??何のことかな??」
「惚けるな。貴様、悪魔契約をしたな??」
「ええ、おかげで力が漲ります。」
「グズが…」
「これほどの力がなぜいけないのですか??」
「世界のバランスを崩すからだ。そもそも悪魔は」
「私たちの魂を輪廻から外して、魂を消滅させる。」
と背中から悪魔の羽を出して空を飛ぶ。
「そこまで分かっていながら…」
東間の悲鳴が聞こえる
「おや、あっちは片づいたようですね。」