偽り
仁が
「あのカス、時間稼ぎぐらいしろ。」

「九尾が来ると面倒なので、今日はおいとまさせて頂きますよ。」

「逃がすと思うか??」

「悪魔からでも有名ですよ。銀狼。」

「だから、どうした??」

「あなた私も私の仲間になりませんか??」

そこで、イリアが九尾の新羅を連れて現れる。新羅は九尾として
「我が血族の者よ。今すぐに消え失せろ!!」
と言うと柾木は笑って
「三号。」

と言うと、三号が新羅を七本の尻尾で攻撃をし始める。
「愚かな。格の違いも分からんのか。」
三号が七本の尾で新羅に襲いかかる。
新羅がゆったりと右手を上げ
「……失せろ。コワッパ!!」

と九本の尾で、一瞬で串刺しにした。
三号は串刺しになると燃えてなくなった。
新羅は
「ふん、所詮まがい物の命か。」
と少し三号をくし刺しに尾を悲しい目で見る。

仁が
「終わったな。柾木。」
柾木は
「………」

新羅が
「愚か者よ。どうする??」
柾木がクスクスと笑い
「……確かに七本の尾では勝てませんか。」

新羅がピクッとする。
仁が
「どういうことだ??」

と柾木を睨む。

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