偽り
「説明しろ。なんでお前に大妖怪の力がない??」

「私にもいろいろあったのよ。」

「………まぁいい。銀毛紅眼はいろいろあって長時間出せない。」

「何よ。いろいろって??」

「そんなことどうでもいい。柾木はこの国の支配が目的と言っていたが??どうやって倒せる??」

「正直キツいね。あんたが覚醒すれば、形になるだけど、あなた達世代で、覚醒がすんでいるのわ??」

「……牙狼家にはいるが、当主の印がないと動かない。」

「その当主はどこにいるのよ??」

「知らない。」

「私が三大大妖怪の時と同じ力があったら楽勝なんだけど。」
仁が
「『鵺』の協力は??」

「アイツは人間を敵視してるから無理ね。」
仁はため息をついて
「『酒呑童子』に頼むか。」

新羅が
「今、アイツがどこにいるか知っているの??」

酒呑童子
日本三大大妖怪の一つ。鬼の総大将である。

仁が
「お前も一度あってだろう??」

「え!!」

「うちの担任だぞ。」

「はい??」


仁たちは、学校の裏にある。人知れず建っているボロアパートの前につく。

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