偽り
ネコが腹を押さえネコの身長よりも低く頭を下げている仁を見て、
「仁はニャにしてますニャン。いくらネコが神に等しい存在ニャからっと言っても、そんなに頭を下げる必要ないニャン。」

(……今、神に等しいと言っちゃったねこの子は……)
仁がスッと体を起こして
「うっせ~チビネコ!!どんだけ自分をリスペクトしてだよ。」

とかなり的確にツッコム俺
ネコはそんな俺を無視して香代と話しをする。
(何この放置プレイ??ヒドくないですか。)
「な「早く学校行くニャン。」
俺は完全無視ですか。香代が
「行きますか。ネコ。」

トボトボと香代とネコの後ろを歩く仁、ネコが
「そういえば、香代ニャンは知ってるニャン??今日転校生が来るニャン。」
香代が
「知らなかった。どんな子なの??」
仁も話そうとする
「知らな「ニャンと!!女の子らしいニャン。」
(俺は相変わらず放置プレイですか。さすがにいじけるよ。俺。)
ネコが
「しかも、かなりかわいいらしいニャン。」
!!かわいい女の子!!仁が猛ダッシュで学校に行った。
それを見て
「ニャン??」
香代が頭を抑えて
「あのバカ……」

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