【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]
「なんとなくわかった。
綾希ちゃんの教育係が私で。
尚冶の教育係は、佐藤くんって事か。」


バイトの古株は、私と佐藤くんだけだからね。


「さあ。
ただ、香苗と同じくらいに長いのは一人しかいないってのは言ってたな。」



「まあ、わかった。
じゃあ、時間になったら、迎えに行こうか?」


「香苗って、番号とアド変わってない?」


「うん。
変えてないよ。
じゃあ、尚冶、綾希ちゃんに教えといてよ。
後、私にも綾希ちゃんの番号とアドをメールして。」

「わかった。」


「じゃあ、後でね。」


私は、とりあえず尚冶と綾希ちゃんの前から立ち去ろうとした。


綾希ちゃんがいるけど、関係ないから。
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