モテ男と地味子の初恋物語
友人の告白
琢磨side
「ハァー」
俺、どうしちまったのかなあ…
昨夜からずっと、胸の動悸が治まらない。心臓がいかれちまって、死んじまうのかなあ。
特に紬を抱きしめた時の事を考えると酷くなる気がする。あんな事ぐらいで…
女を抱いた事なんかいくらでもあるし、裸の女を抱いた事も何度かある。だからあんな事、俺には何でもない事なんだ。
やっぱり心臓がおかしいんだろうなあ。お袋さんに言って、病院で診てもらうかなあ…
「よお、色男。溜め息なんかついて、どうした?」
こういう時に、必ずと言っていいほど絡んで来るのが圭介だ。
「俺さ、もしかすると心臓が悪いかもしんない」
「ほお…症状は?」
「動悸がするんだよ。不整脈っていうやつかなあ」
俺、どうしちまったのかなあ…
昨夜からずっと、胸の動悸が治まらない。心臓がいかれちまって、死んじまうのかなあ。
特に紬を抱きしめた時の事を考えると酷くなる気がする。あんな事ぐらいで…
女を抱いた事なんかいくらでもあるし、裸の女を抱いた事も何度かある。だからあんな事、俺には何でもない事なんだ。
やっぱり心臓がおかしいんだろうなあ。お袋さんに言って、病院で診てもらうかなあ…
「よお、色男。溜め息なんかついて、どうした?」
こういう時に、必ずと言っていいほど絡んで来るのが圭介だ。
「俺さ、もしかすると心臓が悪いかもしんない」
「ほお…症状は?」
「動悸がするんだよ。不整脈っていうやつかなあ」