モテ男と地味子の初恋物語
「どうして桂木君のメアドをアンタが知ってるのよ?」
「え? あ、子猫の画像を私が欲しいって言ったから…」
「ああ、そういう事? 見せて、見せて?」
私は携帯を開き、パーシーの待受画面を明日香に見せてあげた。
「わあ、可愛い。いいなあ」
「明日香に送ってあげようか?」
「え? ああ、違う違う。羨ましいのは桂木君のメアドだよ。あたしにも送ってくれないかなあ。それより、生で見に行ったりして? キャー!」
明日香が桂木君の家に行き、パーシーを抱き上げる光景を想像したら、すごく嫌な気持ちになった。
私って、性格悪いな…
「じゃあ紬、メールしてみて?」
「あ、うん」
「え? あ、子猫の画像を私が欲しいって言ったから…」
「ああ、そういう事? 見せて、見せて?」
私は携帯を開き、パーシーの待受画面を明日香に見せてあげた。
「わあ、可愛い。いいなあ」
「明日香に送ってあげようか?」
「え? ああ、違う違う。羨ましいのは桂木君のメアドだよ。あたしにも送ってくれないかなあ。それより、生で見に行ったりして? キャー!」
明日香が桂木君の家に行き、パーシーを抱き上げる光景を想像したら、すごく嫌な気持ちになった。
私って、性格悪いな…
「じゃあ紬、メールしてみて?」
「あ、うん」