手紙〜高校受験〜
「ごめん…。知世。あっあたし今日の運勢悪くて…機嫌悪いんだッ!!あはは…」

「なぁんだ!もおびっくりしたな〜!!」


クラス中の白けた空気が自然に戻っていった。



実梨だけがあたしの顔をみて静かに微笑んでこう言った。

「亜由穂…。あとで話あるから…。」



心臓の音が実梨に聞こえないかと不安だった。




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