手紙〜高校受験〜
シンの胸の中の温かさがまだ残っている。

シンの胸の音はヤンキーの車のベース音よりも大きかった。


シンはどんな気持ちで…。


この瞬間、あたしは飛駆のことよりもシンのことを考えていた。


あ〜。気まずいなぁ…。
明日シンとどう接せればいいんだろ…。



「亜由穂…。あたし見ちゃった。」


放心状態あたしの背中にの女の子らしい可愛い声が話しかけた。





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