手紙〜高校受験〜
「どうゆうこと?」

知世があたしに問いかけた。


あたしの目は真っ赤に腫れあがっていたから知世は何かを察したようだった。



知世の瞳があたしの口元の動きを見ていた…。

知世の瞳には女のあたしでさえも心が揺れる。

「いいよ。ちぃは亜由穂の親友じゃん。安心してよ…。ねぇ…」








あたしは知世に全てを話してしまった…。


泣きそうな顔を見られないように靴ひもを結びながら話した。






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