はちみついろ
ふたり
あたしは走りながら自分の気持ちと葛藤していた。
はぁっはぁっ…
一人になると考えちゃう。
やっぱかっこいいよ…
モテるのも分かる。
でも…でもあたしは『スキ』がどんな気持ちか
わかんないよ…。あの頃から…。
もう…美耶ちゃんが余計なこと言うからじゃーんっ。
ほっぺをプッ、と膨らませて歩きだした。
…そのとき
「おー…っと、瀬乃…だっけ?」
「せっ、先生?!あっ…はいっ瀬乃ですっっ」
プッ
「おまっ…瀬乃いいキャラしてんなっ」
先生は笑った。
あたしの大スキな笑顔で。
はぁっはぁっ…
一人になると考えちゃう。
やっぱかっこいいよ…
モテるのも分かる。
でも…でもあたしは『スキ』がどんな気持ちか
わかんないよ…。あの頃から…。
もう…美耶ちゃんが余計なこと言うからじゃーんっ。
ほっぺをプッ、と膨らませて歩きだした。
…そのとき
「おー…っと、瀬乃…だっけ?」
「せっ、先生?!あっ…はいっ瀬乃ですっっ」
プッ
「おまっ…瀬乃いいキャラしてんなっ」
先生は笑った。
あたしの大スキな笑顔で。