2番目のオンナ。〜アナタのパートナーは大丈夫?〜

「ヒナ!」


声がして振り返ると彼が早足でやって来るのが見えた。

「ちょっ…なんで来るのよぉ」
「一緒帰ろ」
「奥さん変に思わない?」
「これからすぐ仕事だって言ってあるから、今日月曜日だし」
「もう…」

病院を出て彼の助手席に乗る。

シートベルトを締めようとすると、彼があたしの手を握ってあたしを助手席からおろした。

そしてそのまま後部座席のドアを開けるとあたしをそこに押し込み、続いて彼が入って来た。


「ちょっ…何?」

「ヒナ、好き」


彼があたしに倒れ込んで来る。

「待って待って待って待って、ここヤバイから…ね?帰ろ?」

あたしが拒む暇もなく彼があたしの体を触る。

「ちょっと…」
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