きみのとなり



私はこの日、桜の木の下に座っていた


桜の隙間から見た満月は
とっても綺麗だった




基本ひとりな私は
ただただ月を眺めてた




そんな時に貴方は現れた



そぅ生涯の男になるなんて
その時は思いもしなかった



―――…葛木 奏真


最初で最後の男


そして私が命を捧げた男
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