魔法の使い道
第一章 きっかけ
「あれ?こっちの方に飛んで行かなかったっけ?」
「おーい仁ー、どうしたのー?」
「うっせーお前が投げたボールが見つからねぇんだよ!」
俺は今、幼なじみのバカと庭でキャッチボールをしている。
なんで14になってまでキャッチボールなんてものしてるかは聞かないでくれ。
「ったく本当どこ飛んでったんだ?」
「あったー?」
「う る さ い!黙って待ってろ」
全くもってうるさい奴だよ。
「お、あったあったこれだ。ん?」
なんだこの祠は?
こんなのあったっけ?
いまさらだが今俺達がいるのは家の庭だ。
自慢じゃないが家は金持ちなんだ。忘れていそうなので俺達の自己紹介をしとこう。
俺は天草仁(あまくさじん)それでずっとこっちを見て大声を出している幼なじみは羽賀彩音(はがあやね)
「それでこいつはなんなんだ?」
俺はたった今見つけた祠をもの珍しげに物色する。
返事がないただの祠のようだ。
「おーい彩音ーちょっと来てくれー」
「ん?なんだいなんだい?お宝かい?」
「そうかもしれねぇから速く来い」
全くうるさい奴だ。
「なになになにがあるの?」
「これなんだと思う?」
「ほ、祠じゃない?だけどこんなの仁の家にあったっけ?」
「なかったよな」
やっぱりこいつも知らないか…
彩音はガキの頃から家に来てるからこいつがないといったらやはりというかなかったのだろう。
「あれ?中で何か光ってるよ」
本当だ。
「何が入ってるんだ?」
恐る恐る手を入れてみる。
「ん?何か触った?」
何か感触があると思ったら次の瞬間!
バチバチバチ
「「!?」」
感電したと思ったら辺り一面が物凄い光に包まれた。
「一体なんなんだ?」
だんだんと光が弱まっていくとさっきまで祠があった所には俺達と同い年位の女の子が上空1m位の所で…何て言うかな?
と、飛んでる?
ゆっくりと地上に降臨した少女は俺に向かってなんとこんな事を言った。
思えばこれがきっかけだったのかもしれない。
「お久しぶりなのです。仁」
と。
「おーい仁ー、どうしたのー?」
「うっせーお前が投げたボールが見つからねぇんだよ!」
俺は今、幼なじみのバカと庭でキャッチボールをしている。
なんで14になってまでキャッチボールなんてものしてるかは聞かないでくれ。
「ったく本当どこ飛んでったんだ?」
「あったー?」
「う る さ い!黙って待ってろ」
全くもってうるさい奴だよ。
「お、あったあったこれだ。ん?」
なんだこの祠は?
こんなのあったっけ?
いまさらだが今俺達がいるのは家の庭だ。
自慢じゃないが家は金持ちなんだ。忘れていそうなので俺達の自己紹介をしとこう。
俺は天草仁(あまくさじん)それでずっとこっちを見て大声を出している幼なじみは羽賀彩音(はがあやね)
「それでこいつはなんなんだ?」
俺はたった今見つけた祠をもの珍しげに物色する。
返事がないただの祠のようだ。
「おーい彩音ーちょっと来てくれー」
「ん?なんだいなんだい?お宝かい?」
「そうかもしれねぇから速く来い」
全くうるさい奴だ。
「なになになにがあるの?」
「これなんだと思う?」
「ほ、祠じゃない?だけどこんなの仁の家にあったっけ?」
「なかったよな」
やっぱりこいつも知らないか…
彩音はガキの頃から家に来てるからこいつがないといったらやはりというかなかったのだろう。
「あれ?中で何か光ってるよ」
本当だ。
「何が入ってるんだ?」
恐る恐る手を入れてみる。
「ん?何か触った?」
何か感触があると思ったら次の瞬間!
バチバチバチ
「「!?」」
感電したと思ったら辺り一面が物凄い光に包まれた。
「一体なんなんだ?」
だんだんと光が弱まっていくとさっきまで祠があった所には俺達と同い年位の女の子が上空1m位の所で…何て言うかな?
と、飛んでる?
ゆっくりと地上に降臨した少女は俺に向かってなんとこんな事を言った。
思えばこれがきっかけだったのかもしれない。
「お久しぶりなのです。仁」
と。