Light desired ~希望の光~
『Satan』開店
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ここはレストラン『Satan』
今は8時
『Satan』は開店していて人が入ってきている
「いらっしゃいませー!!」
シェイドは7時40分にケイトに起こされ、元気よく働いている
本当は働きたくはないのだが、ケイトを怒らせると何をしでかすかわからないからシェイドはケイトの言いなりになっている
「シェイド~日替わりランチAセットできたぞ~」
「はいよ~今運ぶ~」
ここ『Satan』は従業員がシェイドとケイトのだけだ
ケイトは料理を作って、それをシェイドが運んでいる
2人だけで運営しているけれど、とくにいって忙しくもない
今、店に来ているのはこの店の常連さんのおじいさん達と、ときどき来る40代のおじさんらが来ているだけだ
「Aセットお持ちしました~どうぞ」
「ありがとう まいど思うけれどハウリ君は働き者だね~」
シェイドは店で働いている時はハウリと名のっている
世間で騒がしている怪盗シェイドと同じ名前を名のってしまったら、もしかしたら疑われてしまう可能性があるからだ
「働かないと生活が出来ないからね」
「そりゃごもっともだ」
がはははと笑いながらおじいさん達は食べている
常連さんだから結構話す機会があって本当のおじいちゃんって感じだとシェイドは思っている