俺様と一緒☆
「…わかりました。おばさん、おじさん。わたし…前に進みます。ゆっくりかもしれないですけど」
「そう…、よかった」
「恋はまだまだ先だと思いますけどね。領ヤキモチ妬いちゃうかもしれないし」
三人で笑った
「春香ちゃん、頑張ってね」
おじさんが優しく言ってくれた
なんて優しい二人なんだろう。
堪えてた涙がぽろぽろと零れ落ちた。
「あ…、ありがとうございます」
わたしの顔はもう、ぐちゃぐちゃになっていると思う。
「じゃあわたしはこれで。親子の時間を邪魔しちゃいけないし」
少しだけ涙がおさまった後、わたしはその場をあとにした
「元気でね、春香ちゃん」
「はいっ」
二人に笑顔を向けた