俺様と一緒☆
からかわれて不機嫌なわたしは、ご飯を食べ終えて足早に部屋に戻った
…―バタン。
部屋に戻るなりはあ、とため息をついてベットに横たわる
あっ、杏里に電話しないと。
プルルルル――
「もしもーし」
「あっ杏里?わたし」
「そんなコト声聴いたらわかるわよ。何をそんなに急いでるの?」
「わたしね…決めたの」
いきなりわたしの真剣な声を聴いて悟ったのか
「前に進むんでしょ?」
やっぱり杏里には敵わないな…
わたしのコトはなんでもお見通し。
「でも、絶対領のコトは忘れない」
領と最後に撮った写真をみながら微笑む
「頑張って、春香」
「…うん。」