1mm ~あたしだけを見て~







「うん…また明日ね」

考の笑顔を目に焼きつけて、お家に入った。


家にあがり、自分の部屋に駆け込む。

そしてドアを静かに閉めた。




――パタン…


すぐに、頬に冷たいモノが伝わった。


「…なんで……あたしの馬鹿っ…」


あたしは泣き崩れた。







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