013★
「って、言ってもどうやって返せば!?」
龍櫻まで、出向くのはさすがに
迷惑…だよね。
あ、もしかして
今日も公園にいるかも!?
「よしっ、塾の帰りに渡そう!」
私は、そう思うと
なぜか心が明るくなった。
これは…、どうして?
それは、ハルヤに会えるからなのかな?
普通なら、怖がるのが当たり前なんだろうケド。
うーん…。
あの人怖い感じがしないしなぁ。
昨日だって…、
心配してくれたし…。