013★
居るかな…!?

私は、公園につくと耳を澄ました。


トントントントン…。

バスケの音?

パシュッ。

シュート?


誰…なの?


私は、そこにたって音を聞いていると
こちらにボールが転がってきた。


「すみませーん!」

私は、ボールを取った。


「ハイッて、あっ!」


「昨日の!」

二人同時に言った。

会えた…。

会えたよ!

ハルヤに!
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