013★
「円 優輔!」
思わず、フルネームで叫んでしまった。
円 優輔(マドカ ユウスケ)―――。
なんで、こんなところに?
「なっ、何!?」
「何って、別に。
宮田マネージャー、向こう行ったから。
一人じゃ大変…、かなって。」
宮田マネージャーとは、琴葉先輩の事。
なんだ…、助けに来てくれたんだ。
「に、しても。
田代先輩。好きなんだな。」
「えっ…!いや、それはぁ…。そのぅ。そのぉ。」
私が、顔が真っ赤になっていくのを、円は、楽しそうに見ている。
「や、ちょ。ちょっと、見ないでよ!」
「えー。」
そういって、円は、洗濯籠からゼッケンを取り出し、物干し竿にかけていった。
2人だと、あっと言う間に終わった。
「よし、これで終わりだな。」
「うん…。
あ…、ありがとう。」
「どういたしましてっ。」
円はVサインして、部室の方へと戻って行った。
「えーっと、次は。
あ、そうだ。琴葉先輩探しに行こっと!」
私は、琴葉先輩を駆け足で探しに行く事にした。
思わず、フルネームで叫んでしまった。
円 優輔(マドカ ユウスケ)―――。
なんで、こんなところに?
「なっ、何!?」
「何って、別に。
宮田マネージャー、向こう行ったから。
一人じゃ大変…、かなって。」
宮田マネージャーとは、琴葉先輩の事。
なんだ…、助けに来てくれたんだ。
「に、しても。
田代先輩。好きなんだな。」
「えっ…!いや、それはぁ…。そのぅ。そのぉ。」
私が、顔が真っ赤になっていくのを、円は、楽しそうに見ている。
「や、ちょ。ちょっと、見ないでよ!」
「えー。」
そういって、円は、洗濯籠からゼッケンを取り出し、物干し竿にかけていった。
2人だと、あっと言う間に終わった。
「よし、これで終わりだな。」
「うん…。
あ…、ありがとう。」
「どういたしましてっ。」
円はVサインして、部室の方へと戻って行った。
「えーっと、次は。
あ、そうだ。琴葉先輩探しに行こっと!」
私は、琴葉先輩を駆け足で探しに行く事にした。