にゃんにゃんLife☆、


そして、ようやく教室についた春波たちわ自分たちの席に着いた。



 イケメンいないかね〜?(笑)


「ねっ?はるなみ…ちゃんっ?」
『…へっ?』

 なに?あたしわはるなみ
 なんかじゃないっつーの!…

 あ…。

「ねっ?この漢字っ♪なんて読むのっ?♪」

 …あ…似てる…。

 あ…駄目だ……涙出てきちゃう…

「えっ?はるなみちゃんっ??」

「うわっ!お前が怖いんだとよっ!」

周りの男子が突っ込む。

 …違う…違うっ。怖くなんかない…
 似てるんだ…。雰囲気も…
 子供っぽい笑顔も…最初に
 話した会話も…あの人に…

「はるなみちゃんっ?ご…
ごめんなっ??俺怪しくないよ!
隣の席の成宮晴義(なるみやはるよし)!」

『え?…あ…ごめんねっ??
あたしの名前…高守春波…。
はるはって読むんだよっ♪』

「はるは…。いいなまえじゃんっ♪」

 …やばい…照れちゃうよう…

『あはは…♪ありがとうっ☆』

「どーいたしましてっ♪春波わ
どーして眼鏡なんかかけてるの?
せっかくの可愛い顔が隠れてるよ?」


『えっ…?』
< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop